実装によって新しいモデルを探求する
HCIに興味があると自分が言う時に、特に興味があるのはこれな気がする
- HumanとComputerのInteraction自体は、モデルについて考えるテーマの一つにすぎない
- ソフトウェア開発も、実装の手段の一つに過ぎない(手段としてのテクノロジーの応用)
まだそんなにクリアに理解できてはいない
- ただ、今までの自分の興味を一般化しようとした試みの中では一番しっくりきている
- なので、ここの理解を深めたい
以下の二つを行き来する、みたいなイメージ(抽象と具象の行き来)
- 抽象的な思考のみでは辿り着けない領域を具体的な実装の試行錯誤によって探求するみたいな
- プロトタイピングで、脳内の想像だけだと届かないところに届こうとする
- エヴァの制作過程の、想像では見つからないアングルを探すために実物を使うってのも同じ考え方な気がする
- あ〜〜、これ定義のページで数学における同じ話を数学ガールから引用してた
- 考えのソースの一つこれだったのかも
- 同じようなことを数学以外でもできそう、という話がしたい
- 具体的な実装をテストして得た知見から、より拡張された新しいモデルの形を考えるみたいな
- こっちは抽象的、哲学に近い話?
- もっと自然科学的なアプローチもあり得るか
これ、「パルマコンを作って脱構築」と一言で言えるじゃん
具体的にイメージしている例
- らの自在化の研究(正しい理解かは分からない) 自在化身体論
- 今までの身体のモデルでは説明できないような新しい物を実装(具体)
- そこで得た知見をもとに、新しい、より自在な身体のモデルを考える(抽象)
- 分かりやすい例だとMetalimbsという腕を増やすロボットアームの研究によって、身体の定義を拡張して、手がn本ある身体のモデルを考える
- みたいな?
- こういう事をどのくらい考えているのかは分からないが、少なくとも自分はこれに興味がある
- バーチャル時間の探究でやりたいのもこれ?
- 人の時間感覚についての新しいモデル、みたいな?
- いや、でもそこが最終目的ではない気がする
- やっぱり実装によって新しいモデルを探求するだな
- 人っぽい挙動をするAIを考慮して、「人」「意識」という概念を捉え直す、みたいな
- 東大1S 法と社会の内容
- コンピューターメディアの進化を考慮して「法理論」を再構築するみたいな
- らの自在化の研究(正しい理解かは分からない) 自在化身体論
工学的アプローチで理学の目的を達成する、みたいな表現が当てはまったり?
- いや、でもやりたいのは「真実の解明」ではなく、ルールを定めた上で、そこから生まれる物を想像するの面白いだから、目的は結局のところ工学だな
以下雑記
旧タイトル: 手を動かす哲学
- 別に哲学ではないかなと思った
手を動かして体験を実装しながら、哲学的なテーマを探究するみたいな
- 人間とは、身体とは、現実とは、知識とは、コンピューターとは、メディアとは、みたいなテーマ
- こういう研究を指す言葉ないのかな
関連しているけどちょっと違う話: 思想に実装が伴うと伝わりやすい
メディアアーティストでは #メディアアート
- メディアアーティストは、もっとアートがメインの成果物, 目的なイメージ?
- 「そもそもアートって何」みたいな概念になる、多分現状アーティストとして光が当たってる人たちは概念を社会に実装したいだけ
- だけど、良い感じの言葉がない(言っても浸透まで時間がかかる)ので、ビジュアルとして表に出す
- 哲学表現(問いかけ)のツールがフィジカルなのかどうか?というものだけでは
- 手を動かす哲学と、手を動かす思想は別のものなのかな
- /nishio/知識は実践によって検証されなければならない