Superception Lab Cover Letter
- Columbia University 1年の青山柊太朗と申します。
- Resume (EN) / LinkedIn / Twitter / GitHub
- 情報科学を主専攻、哲学を副専攻として学んでいます。
- Superception Labにてリサーチインターンの機会を頂けないでしょうか。
- Superceptionのテーマ・研究手法がまさに自分が取り組みたい事と一致しており、実際に研究に携わる体験から他では得られない知見・スキルが得られると思い、ご連絡させて頂きました。
- 2023年5月中旬から8月末まで帰国し東京の実家に滞在するため、その時期に参加させて頂けるととても嬉しいです。
- もしくは、それ以外の時期でも米国からオンラインで参加可能です。
- 以下に、関心のあるテーマ / 過去の開発・研究 / 出来る事・取り組みたい事を纏めました。
# 関心のあるテーマ
- 抽象的には、「新しい物を実装して実験すること」と「それを元に抽象概念について考える事」のサイクルに関心があります。
- 特に今は、相対的な現実の世界観を前提とした人間と現実のインターフェースに関心があります。
- Superceptionの研究トピックはこの関心にとても近く、以前から強い関心を持っていました。
- The Tight Gameのアプローチは後述する弾性同期の仕組みの発想のきっかけになったり、自在化身体論やParallel Eyes等から知覚を扱う工学の面白さを知りました。
- (中高生の頃から稲見研関連の研究に興味を持っていましたが、その中でも特に強く興味が惹かれる研究にはほぼ全て笠原先生が関わっている事に気づきました)
- 具体的に関心があるのは、相対的な時間感覚の元でのコミュニケーションのあり方です。
- 時間感覚も主観的・相対的になり、従来の「全員がリニアな時間軸を共有する」ものとは異なる形になると思っています。
- ただ、先行研究の多くは一人の人間の時間知覚に閉じたものです。
- この環境における、時間を知覚する存在(主に人間)同士のインタラクションに関心があります。
- 例えば、従来の同期的コミュニケーションのあり方は時間を共有する事を前提としていて、字感覚が相対的な環境では成り立たないと考えています。
- そこで、弾性同期の仕組みを応用し、相対的な時間感覚を前提とした新しい音声コミュニケーションのプロトタイプを実装しています。
- その他にもバーチャル時間の探究から飛べるページ群に、今まで考えた事・試した事がまとまっています。
- Superceptionの研究トピックはこの関心にとても近く、以前から強い関心を持っていました。
- Superceptionのテーマから少し離れますが、コンピューターを外部脳として用いる知的能力の拡張にも関心があります。
- Semantic Desktopのコンセプトを改善したKnowledge Baseの友人と取り組んでいます。
# 過去の開発/研究など
- UIST 2022 Student Innovation Contest - 2022/10
- 超音波で浮遊させた物体によって任意の影絵を作り出すシステムを開発し、Demoを行いました。
- Helpfeel Inc. インターン - 2022/3
- https://scrapbox.ioを開発しているHelpfeel Incにてインターンをしました。
- 機能の考察/提案、フロントエンド(React)・バックエンド(Express.js)の実装をしました。
- 2020年度未踏IT人材発掘・育成事業 - 2020/6 ~ 2021/3
- 稲見PMの元、オンライン授業配信プラットフォームを1年間かけて開発しました。
- 📺 成果報告会発表動画
- 国立情報学研究所 情報科学の達人プログラム 1期 - 2020/5 ~ 2021/3
# 出来る事・取り組みたい事
実験用システムの開発
- 様々なプラットフォームや技術の開発を行ってきたため、幅広いプロジェクトに対応
- 具体的には、以下を含む様々な技術を用いた開発の経験があります
- Swift, Kotlin, Java, Typescript, C++, Ruby 等の言語
- iOS, Android, Web (React), Unity 等のフロントエンド関連技術
- Firebase, MySQL, GCP (Compute Engine), MongoDB 等のバックエンド関連技術
- OpenCV, Tensorflow, PyTorch 等のライブラリ
- 具体的には、以下を含む様々な技術を用いた開発の経験があります
- 被験者実験用システムの開発・運用も、未踏事業時のユーザテストや高校時代のVRに関する研究で行った経験があります。
- 経験がない技術でも、インターン開始までに可能なキャッチアップします。
- 様々なプラットフォームや技術の開発を行ってきたため、幅広いプロジェクトに対応
「体験を通じて研究する」サイクル
- 講演動画等を拝聴した限り、自分の実装によって新しいモデルを探求する興味にとても近いように感じています。
- 実際に研究に携わらせて頂く事で、このサイクルにおける思考プロセスや実践的知見を吸収させて頂きたいです。
お忙しい中お読みくださりありがとうございます。ご検討いただけると幸いです。