TOK
TOKは、
- ①自分の思考をメタ的に捉える(≒客観視する)練習を生徒にさせている
- ②同時に、そういう思考のためのフレームワークを生徒に提供している
- 体系化されたフレームワークを用意することによって、一部の分野にメタ的捉え方が偏らない様にしている
- 人文科学も数学も文化もカバー(AOK Areas of Knowledge)
- 枠組みがあれば、その枠で囲まれた空白を認知できる
- 体系化されたフレームワークを用意することによって、一部の分野にメタ的捉え方が偏らない様にしている
- 例: ニュースで政治家AがXと言っていて不快に感じた時
- 「不快」というEmotionを得たのはなぜ?
- 内容Xに論理的間違いがあるから?
- 内容Xが自分の信条と合わないから?
- 「政治家Aの言うことはうさんくさい」というshared knowledgeが存在するから?
- 「不快」というEmotionを得たのはなぜ?
- みたいな事を考える
- (なんかあまりしっくり来ていないので、非IB生に説明するときにわかりやすい例他に思いついたら書いてほしい@)
KQは、メタ的に考える
- what do we knowではなくhow do we know
- 例えば倫理だったら、死刑が良いか悪いかではなく、それの判断の仕方について考える
- 相対性理論そのものではなく、アインシュタインがどうやってそれを考えたかについて考える
六つのAOKについて、Knowkeledge Frameworkがある
KQ作りは、抽象化のトレーニング?
- どちらかと言うと一般化か
TOK EssayのTipsにまとめる
TOK Essayの課題
- 事例(RLS)を4つ紹介して自分の根拠のあまりない意見を書いてるだけな気がする
- 一つの場合においてclaimがtrue, 一つの場合においてclaimがfalseなことを示しただけじゃ限界がある気がする
まあ、現実の事象をgeneralなメタ的トピックと紐づけるトレーニングなのかな
- それなら価値大きいと思う
http://ib.compscihub.net/wp-content/uploads/2015/04/IBCompSciGuide.pdf
- Computer ScienceとTOKの関連について、study guideで触れられてる #情報科学
- シンプルにテーマがめっちゃおもろい、TOK Presentationとか考えるときに参考にする
TOKでWOKっていう概念を提示されたことが、それ以前の論理的思考至上主義的な考え方を改めるきっかけになったなーと思ってる
- 7つのうちの一つでしかない
TOKの学びとして、「専門性は知識だけでなく能力(手法)も含む」(専門性はmethodologyにも宿る)ということもある気がする
- 知識を得れば専門家になれるわけではない(クイズ王はスーパー専門家ではない)
- ある意味これがIB科目と一般科目の違いにもなってきそう (not only 知識)
- IB History: Criticalなものの見方を身につける
- IB Sciences: 実験を組み立てる能力を身につける
- こういうことに気づくと、TOKはIBのCoreなんだなーと改めて思う
あと、前提や定義が何かを意識してロジックや議論を組み立てるスキルも得た気がするな
- 意識しないと曖昧になってしまう定義や前提を、明示的に考える感じ
- これは、言語によって考える上で特に役立つ印象