馬路ゼミの感想
余裕あればpublicな記事にしたい、良い宣伝になりそう
論考の感想
- UTV LT会20220716 人文系ゼミでVRについての論考を書いてみた話
UTV LT会20220716 人文系ゼミでVRについての論考を書いてみた話
の 自己紹介 Bluemo (@blu3mo) / Twitter UTV 6期生 秋からNYCの大学に行きます 最近はラジオ体操がマイブームです 6:30に近所の公園でやってるやつに参加 といいつつ最近継続の危機 ...
- 論考の経緯
- 馬路ゼミで、1. 規範と現実分ける議論なるほどと思った 2. 技術に楽観すぎるかも
- べき論の議論、ゼミでもちょくちょくあったし個人的に色々考えた
- その結果、哲学には諦めがある
哲学には諦めがある
@blu3mo: 哲学(?)は全て(評価軸, 知覚, etc)を疑って無限に追求している物であってほしいと夢見ていたけど、結局それは不可能で、どこかに諦めが存在するということがだんだん分かってきた。 坪山会やランチ会/アフターの議論で、だんだんこのあたりに見ていた夢が夢であったことが分かってきた 馬路ゼミで書いたこと もっと言えば、哲学(?)は全て(倫理, 知覚, etc)を疑って無限に追求している物であってほしいと夢見ていたけど、結局それは不可能で、どこかに諦めが存在するということがだんだん分かってきた。 /villagepump/2022/06/17#62ac913279e1130000c4afab 「XXの技術はこうあるべき」という論考を書こうとしていて、規範的議論の論理の根本に使える普遍的な評価軸があると思っていた この世に「良い社会とは」とかの議論がたくさんあると言うことは、人類が倫理学を突き詰めた結果何かしらの普遍的な評価軸は見つけていて、その上に規範的議論を積み上げているのだと思っていた けど、評価軸をいくら突き詰めても普遍的な物に辿り着くことはなくて、規範的議論の論理の根本に使える普遍的評価軸は存在しないのだなと気づいた 似た様な話を倫理以外の哲学系分野でも聞くことが何度かあって、結局無限に論理を突き詰めることは不可能で、どこかに有限性が存在するんだなと気づいた) ...
- 今までもどんな授業が良いか(Kineto)とかみたいな規範的議論はしてきたけど、倫理を突き詰めたことが無かったので勝手に絶対的善が規定されていると思い込んでいた
- ただ、結局「快楽と自由のどっちが良いか」とかは一意に解が定まらない問い
- 「良い」の定義は?と聞きたくなるけど、それはトートロジー的
- その結果、哲学には諦めがある
- それを踏まえて、自分の今の工学的興味(自分が興味ある物)について規範的議論をしたいなと思った
- 倫理の相対性に向き合い、絶対的な道徳/規範/倫理は存在しない
絶対的な道徳/規範/倫理は存在しない
from 馬路ゼミで書いた話 規範的議論に使える普遍的な評価軸なんて存在しないことに気づいた。(今までは、人類が倫理学を突き詰めた結果何かしらの普遍的な評価軸は見つけていて、その上に「良いXXとは」等の規範的議論を積み上げているのだと思っていた。) 多少頑張ると共通の規範となる倫理(功利主義など)が見出せるから、そのノリでもっと突き詰めれば絶対的評価軸があると錯覚していた はこの「絶対的評価軸」を元に「しっかりした」倫理的評価を行いたいと思っていたけど、それが不可能なことに気づいて絶望した これがってやつか そうなると、って何をやる..? 結局突き詰めるとお気持ちのぶつけ合いになる? もしくは、広まると特定の目的(例えば統治とか)に役に立つ道徳とはなんだろうと考えるとか? ...
- UTV LT会20220716 人文系ゼミでVRについての論考を書いてみた話
人文系の分野で熱意を持って学問に取り組んでいる近い世代の学生を観測できた&知り合えたのが、とてもよかったなと思っている
- もちろん、議論/雑談/その他コミュニケーションから色々な刺激/学びはあった
- 直接論考に反映された学び(上に書いたものなど)もあれば、ゼミと直接は関係ないがとても有益だった学び/刺激なども
- 加えて、同じくらいよかったと思っていることとして、
- もちろん、議論/雑談/その他コミュニケーションから色々な刺激/学びはあった