システム(ルーマン)
from 東大1S 法と社会
- ところでそもそもルーマンが言うシステムって何?と
システムとはシステムと環境の差異である
- 内部と外部を「区別して指示する行動」の連鎖がシステム
- 何度も区別されていくことによって、段々とシステムが浮かび上がってくる
- 「区別して指示する行動」(aka コミュニケーション, 作動, 観察)が連鎖するのがシステム
- 二値的コード:
- 二元論のどっちなのか区別する、というコミュニケーション
- 具体例
- 「支払う/支払わない」というコミュニケーションの連鎖によって経済システム
- 「法/不法」というコミュニケーションの連鎖によって法システム
- あの人のあれは合法だよね、違法だよね、みたいなコミュニケーション
- 政治システムの二値的コードは可決/否決、かな
- 学問システムは真偽、かな
- 言っていることはわかるけど、何の話をしているんだろうという気持ち
- これは現実を単純化して説明しているのか、現実は二元論がちという話をしているのかよく分からん
- 前者っぽい、現実の一面を切り取ってシステムとして捉えるという話っぽいので
- 要素
- コミュニケーションには、「情報」(内容)と「伝達」(文脈)がある
- ex: 「あなたの行為は不法です」という「区別して指示する行動」には、
- 「不法」という情報
- 法解釈時の共通知という文脈がある、
- ということ?❓
- でも不法という情報の理解は別に共通知関係ないのでは?
- 情報と伝達の差異が理解される
- ex: 「あなたの行為は不法です」という「区別して指示する行動」には、
- コミュニケーションには、「情報」(内容)と「伝達」(文脈)がある
- プログラム:
- この二値的コードの区別をするためにあるもの
- 法システムであれば、法の条文(法命題)
- 二値的コード:
- 法システムの「法/不法」を区別する事と、システムの「内部/外部」を区別する事、の二つがつなげられない
- 関係なかった
- プログラムで言うと、
- 二値的コードのプロトコルがあり、二つのノードが通信する
- 通信された情報はその時の文脈に応じて受手が処理する
- その通信の繰り返しがシステム、みたいな?
- 二値的コードのプロトコルがあり、二つのノードが通信する