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オートマトン

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    理論計算機科学入門 有限と無限のあいだ 〜数学的理論から、AI・自動運転〜 - 有限個の状態と遷移が定義された機械のようなもの - 「ある出力をする入力」は無限個ある - キモ: 有限のフォーマリズムであるオートマトンが、無限の数学的集合を表現できる

    - オートマトンの「ある出力をする入力」の包含関係は、頑張れば証明できる
        - でも、証明せずに有限の計算機パワーで包含関係を確認してみたい
        - 「ある出力をする入力」は無限個あるから全部確認するのは当然無理
        - それを有限回の計算で頑張る方法
            - 材料1. 空判定: ある出力をする入力が存在するかどうか (ある出力をする入力の集合が空かどうか)
                - オートマトンの遷移のグラフを辿っていって、「ある出力」に辿り着くかどうかで有限回の検証が可能
            - 材料2. オートマトンの同期積: 合成関数的な
            - 材料3. 言語反転: 補集合的な
            - 無限の集合Aが無限の集合Bに含まれている <=> notBとAの同期積が空である
                - だから、同期積が空かどうか判定すれば包含の判定ができる
            - 有限回数でできる空判定で、無限個数の集合の包含関係を確認できるというのがポイント
    
    - 有限のオートマトンの限界
        - 記憶能力がない
            - このせいで、実現できない入力-出力関係がある
            - つまり、「ある出力をする入力の集合」「全入力」とは無限の次元が異なる?
        - オートマトンに記憶能力を持たせたのがチューリングマシン? (違うかも)
    

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