Bluemo's Brain

Search

Search IconIcon to open search

文体の舵を取れ

Last updated Unknown Edit Source

    image

    • Essay Writingに役立つかも、と思って買った

    • 仮に役立たなくても、Showする文の書き方は普通に考え方としても勉強になると思う

    • IBJapaneseにも役立ちそう(普段はdecodeを学んでるけど、この本はencodeの方法を伝えている)

    • 全体的に思った事

      • 色々テクニックとかあるけど、これで別にポエミーな文章を目指さなくても良いんだろうなと
        • 20210804 海外大受験ログにあるように
        • 自分らしい文章(それがなんだかはわからんけど)を書く上で、その質(?)を高めるためにテクニックを使いたい

    • はじめに

      • TellではなくShowする方法を学ぶ本
        • 何かを物語る(narrateする)方法
        • 動きのない情景や状態の描写ではなく、動作や行為の描写がターゲット
          • i.e. 変化
          • アクティブなものじゃなくても良いけど、道を歩く過程とか思考の過程とか何かの変化を書くときの話がターゲット
      • 技工あってこそ芸術ができる
        • 芸術センスは素質とか運もあるけど、技工は学べる
      • 執筆もものづくり
        • その行為自体が楽しみとなりうる
        • 確かにーと思った、ものづくりと捉えてessayを楽しもうという意識大事そうblu3mo.icon
    • 自分の分の響き

      • 黙読される文章だとしても、読んでいる時にリズムは感じる
        • 書く時は、そのリズムに耳を傾けてて「ひびき」(緩急、強さ、すらすら、etc)をデザインすべき
        • 実際に声に出した時にどういうイントネーションになるかとか考えると良さそう
      • “How the Rhinoceros Got His Skin” | Just So Stories | Rudyard Kipling | Lit2Go ETC
        • 緩急を感じる
          • 羅列はすらーっと軽快に進む
          • 難しい固有名詞はちょっと引っかかる?(きのせいかも)
        • repetitionパートの響きはわかる
          • 他の部分はどんな工夫がなされてるんだろう
        • たまに韻が踏まれているように感じる
      • The Celebrated Jumping Frog of Calaveras County (Well, thish-yer ~)
        • andで繋がる長い文章と、簡潔に", too"で終わる文章の対比で緩急を感じる
        • 文中にコンマで挟むフレーズがリズムを生んでいて良い
          • “you understand;“とか"and well he might be,“とか
      • Excerpt from Their Eyes Were Watching God | Zora Neale Hurston (So the beginning ~)
        • 中盤から後半の方、締まってる感じがある
          • 文が長くないので
          • あと、最後の単語の音のイントネーションが⤵️︎って感じ
          • それぞれのピリオドを強く感じる
        • こういう「締まり感」をエッセイで演出できたら強いな〜blu3mo.icon
          • 「ひびき」に耳を傾けるってそういうことなんだろうなと
        • 日本語訳だと「〜だった。」が連続している
          • 同じ締まり感を出すためんだろうなと
      • The Hearts of Horses
        • rcoking back and forthのところで、,,~~~というリズムを生んでいる?
        • その後も、~~~ and ~~~ and ~~~~~というリズムが生まれている
          • 咽び泣いた結果すっきりして、時間がぽんぽん進んでいる感じを表現?
    • 句点

      • 句点は自分の文の聞き方やひびき(前章参照)を伝える道具
        • それによって情感や理解を際立てる
    • 文の長さと複雑な構文

      • 文の辻褄があうべき
        • 日本語でこの問題を抱えている文、よく見る
        • 自分は少なくとも日本語では問題ないと思っているけど、英語はわからんな
          • 紹介されている例文を読んだ感じ違和感を持てるから、大丈夫だと信じたい
      • 文の長さの相対的変化によってリズムを生み出す
        • 詩とかだと、一つの文でリズムが生むことが多い
        • 文章を書くなら、それよりも文同士の長さの関係でもリズムを生むことが多い
      • 文の長さに最適はない、変化に富むのが最適だ

    • 繰り返し表現

      • 雑に使うと子供っぽくなってしまう
      • うまく自然に取り込めれば、力強さが生める
      • 近い箇所で繰り返すのではなく、遠いとこでで同じ表現を再度使うようなのもあり
        • 意味もなく繰り返しても無駄だけど、何か共通している概念がある場合とかに繰り返すと良さそう
      • 表現同士がお互い共鳴するようなイメージ?
    • 副詞/形容詞

      • 使うと色々表現を添えられる
      • ただ、使いすぎるとうるさくなる
        • すっきりさせたい場合の解決策の一つとしては、動詞に組み込む
        • they ran quickly → they raced みたいな
        • a growling voice → a growlみたいな
      • 文章を柔らかくする言葉を使いがち
        • ついつい入れてしまうけど、よくない
        • kind of, sort of, just, みたいな
      • 使われすぎた結果、ダサく聞こえる単語もある
        • Great, Suddenly, Somehow, など

    • 学校の課題がちょうど良いので

      • 話の流れにそったリズムをうむ練習をしたい
    • 他の人のを読んで思ったこと

      • 自分は情景描写を書いてないな、と思った
        • 意識した方が良さそう
        • 被写体にしか言及してなくて、背景が見えない
        • 自分の脳内にはあるけどそれを共有できていない