鳥羽瀬孝臣さんが/takker/【Vol.2】奥只見のイヌワシを守れ!「自然」との対話で育む生命 |AERA dot. (アエラドット)について話してたとき
from 知る前から何となく知っていた知識
- 鳥羽瀬孝臣さんが[/takker/【Vol.2】奥只見のイヌワシを守れ!「自然」との対話で育む生命 |AERA dot. (アエラドット)](
https://scrapbox.io/takker/【Vol.2】奥只見のイヌワシを守れ!「自然」との対話で育む生命 |AERA dot. (アエラドット))について話してたときにもそういう事言ってたな
- 奥只見ダム前にある湿地に、新たな発電施設の施工時に生まれた土砂を埋め立てる予定だった
- もともと30年前に奥只見ダムを施工したときの土捨場で、その後湿地が自然形成された
- 成り立ちからして自然のものではなかったので、再度埋め立てても特段問題は無いはずだった
- ところが、その湿地に希少トンボが生息していることがわかってしまった
- 解決策として、段階的埋め立てを行うことにした
- 湿地を調査した結果、「希少トンボの多い湿地域」「希少トンボの少ない湿地域」「陸域」の3つにゾーニングで来た
- これを元に、以下の手順で埋め立てることとした
- まず最初に「陸域」を埋め立てる
- 次に「希少トンボの少ない湿地域」を埋め立てた陸域上に移植し、新たな湿地を作る
- 「希少トンボの少ない湿地域」を埋め立て、「希少トンボの多い湿地域」から希少トンボが新たな湿地に移動・定着するのを待つ
- 最後に「希少トンボの多い湿地域」を埋め立てる
- 埋め立て作業はPDCAを回しながら進められ、最終的に希少トンボの生息域を消さずに埋め立てを完了する事ができた
- この間のモニタリングで、希少トンボの個体数が工事前よりも大幅に上昇したことがわかった
- 埋め立て後に追加で湿地を作った後は更に増えた
- 奥只見ダム前にある湿地に、新たな発電施設の施工時に生まれた土砂を埋め立てる予定だった
- この段階的埋め立てが環境影響緩和策における「代償」に当たる。これは施工における環境への影響をなるべく0に打ち消すための施策であるが、近年これを推し進めて、施工前よりも良い環境状態にするという「追加的保全措置」という考え方が生まれてきている
- 鳥羽瀬孝臣さんは、施工当時この考え方を知らなかったが、結果的には同じことをしていた
- 自分が行った施工方法に名前があることを後から知った
- 長々とページタイトルから完全に外れた文章を書いてしまいました……。自分のprojectじゃないのに色々書き込んじゃってスミマセン
- ページの切り出しとかで煮たり焼いたり好きにして頂いて構いません
- 邪魔だったら消していただいても大丈夫です