未踏1/23報告原稿/FB
他のサービスと比較する表
人が使って初めてプロダクト、実際に使ってもらえないなら次点の手段として使っている人を見せるというのは強力な手段
- なのでユーザテストでは映像絶対記録しよう(MUST)
先生に、kinetoへの適応のサイクルを回してもらえたらとても良い
- 生徒の動きをみて改善する、というサイクルを回すのが最優先
あえて時間操作したくなる(せざるをえない)授業を作るとかもありかも
今後の予定(Kinetoの最終発表会前のTodoにうつした)
- 比較図を作る(URGENT)
- 先生
- 説明をボードベースで書き直して、改めてこんなのどうですか
- サイクル回したいので協力してほしい、お願いします
- って送る
- 2/1 fms授業
- これまでにスーパー進捗を出して使えるレベルまで持っていこう
- ホワイトボード化する、ふせん
- 必要最低限ふせん化できたら、testflightで配布 (URGENT)
- 先生が動きを見れるように
- その後
- ホワイトボード化する上での問題: 被っちゃうこととかを解決
- サイクルをできる限りぶん回す(ちゃんと急ごう、DO IT)
ぐんま国際高等部11年の青山と言います。
概要について説明したあと、進捗と相談させていただきたいことについて話します
実装については、
- 文字ベースでコミュニケーションする
- 時間軸を持った上で自分と疑似同期的なメッセージを表示するという物だったので、思ったよりは実装が大変でした。
- あと今まで試してなかったのですが、CatalystというiOSアプリをMacに移植できるものを試したら意外とすんなり成功したので、MacもしくはiPadを持っていれば使えるようになりました。
- 文字ベースでコミュニケーションする
学校で実際に試すにあたって、先生方に使ってみてくださいという連絡を送りました。
- 結構いろんな科目の先生にバーっとメールを送りました、
- 先生方は試すことに前向きな様子でしたが、結構先生目線で疑問に思う点や分かりにくかった点があると言われ、それらの解消を行いました。
- 先生方とどういう科目のどういった授業コンテンツが向いているのかという議論をしました。
- 結論としてはオープンエンドもしくはオープンエンドのように感じられる形の授業が向いているという話になりました。生徒の考えを発散させて行くことが目的の授業で有効だと考えています。
- 最大効率で情報を伝達しようとするような授業では、他の生徒の書き込みはむしろ雑音になるという意見が多かったです。
- なので具体的に言うと、例えば国語で扱っている作品の解釈を生徒同士共有したり、物理で実験の結果がどうなるか予想したりなど、そういった場面がある環境で生きると思っています。
- 今までこの点をはっきり掴めていなかったので、過去のユーザテストなどは結構効率よく情報伝達するのが目的の映像を使ってしまっていました。Youtubeとかにある従来の授業映像とかは大体そういったものなので、Kineto前提の授業映像を新しく用意するべきだと思っています。
あと、それに関連してなぜ同期を求めるのかという質問もされました。前回の報告会でもその点を突っ込まれてはっきりとした答えを出せなかったのですが、 - 対話における相互作用、前行ったユーザテストでも見れた誘発現象などのような作用においてメリットがあるという考えにまとまりました。
- 一つ目については、適当な具体的な数字で説明すると、 - 弾性同期ない場合は: 自分より先の人5人の分しか見れないのにたいして、 - 弾性同期あり: 自分より先の人5人+近くの3人の分を見れるという良さがあると思っています。 - これは時間軸の先頭を行く人にとって特に重要で、先にいる人が少ないもしくはいない場合だと、近くの人と同期して考えが共有できるというのが特に重要になると思っています。 - 二つ目については、 - AがBに作用して、そこからBがAに再度作用するという形は疑似同期では成り立たず、同期することによって初めて実現できることです。
次に、見せ方について話します。
- 先程話したように先生にプロジェクトの説明をする上で、こういうまとめを書きました。
- /kineto/kinetoとは
- 授業映像に重なるコミュニケーション、弾性的な生徒同士の同期、「同期感」のあるコミュニケーション体験の三点をポイントとしてあげました。
- これを書いた後に友人などと相談していて思ったこととして、「授業映像を共有している」のではなく「黒板を共有している」という形で見せた方がよいのではと思いました。
- やることは変わらないのですが、目指している姿のイメージはそっちの方が伝わりやすいかもと思っています。
- 生徒からみた時に、授業映像より上のレイヤーに何かを書き込むという感覚より、黒板自体、授業と同じレイヤーに何かを書き込むという感覚の方が良いと思いました。すでに完成された授業に何かを付け足す感覚ではなく、生徒の書き込みをもって完成するという形の方がコミュニケーションを生みやすいと思っています。
- 教師側にも、黒板への生徒の書き込みを持って授業が完成するという感覚を理解してもらいやすくなるため、先程話したようなオープンエンドな形と相性が良いということを分かってもらいやすくなると思います。
- なので、位置付けとしては、Zoomの延長線上にあるものというより、Jamboardなどのオンラインホワイトボードに時間軸という概念を付けたというものになります。
- オンラインホワイトボードと比べて、常に最新版を見るのではなく疑似同期的に過去から流れを追体験するということでネタバレを避けれるというメリットがあります。
- 先程話したように先生にプロジェクトの説明をする上で、こういうまとめを書きました。
あと、同期と非同期のハイブリッドを実現する弾性同期について、こういう位置付けができるのかもと思っています。
- (アドリブで説明)
- こういった話も最終発表会で話せたら良いかと思っています
最終発表会までにやること
- 実際の教育で使われた様子を見せれるように、導入するということを最優先で進めていきます。
- もっと早く展開できたら改善のサイクルをより多く回せたのでこの点は反省しているのですが、後一ヶ月でできる限り回していきたいと思っています。
あとは、ホワイトボードとして見せるため、そういった形にUIなどを調整していきます