写像
from 東大1S1数理科学基礎:線形代数 写像
写像とは
関数の一般化
- 面白そう
- 定義域をgeneralにした感じかな
- 正直違いないです
- 写像のうち、定義域と値域を数値に制限したものを函数といいがち、という程度
たとえば、$f(x)=x^2$は、$ℝ$から$ℝ$への写像
定義
- 集合XとYがある時、
- XからYへの写像 $f:X→Y$とは
- 全てのXの元$x$に対してYの元$f(x)$をただ一つ定める規則
- ただ一つってのが大事っぽい
- 関数の定義としてIBでやったな
- ただ一つじゃないと$f(x)$という記法がそもそも成り立たないですからね
- ただ一つってのが大事っぽい
- 全てのXの元$x$に対してYの元$f(x)$をただ一つ定める規則
具体例
- $f(x)=x^2$を写像として書くなら、
- $f: ℝ\to ℝ \\ x \mapsto x^2$になる
- 入力と出力の全体集合書いた上で、\mapsto を定める
- 今までの関数っぽくないものだと、
- 恒等写像は、入力と出力全部一緒の写像
- 定義かくなら、
- $id_X: X\to X \\ x\mapsto x$
- 集合も元も前後同じ
- 集合がちがければ、仮に元の対応が一緒でも恒等写像ではないのね
- 定義考えるの大事
- 集合がちがければ、仮に元の対応が一緒でも恒等写像ではないのね
- ここのXは集合を表すので、$id_x$ではなく$id_X$
- 集合も元も前後同じ
- $f(x)=x^2$を写像として書くなら、
- $X\to Y$において、
- 全部のxが異なるyに対応している
- これはXが何の集合なのかによって変わってくる(Yはどうでもいい)
- $X\to Y$において、
- 全てのyに対して対応するxが存在する
- これはYが何の集合なのかによって変わってくる(Xはどうでもいい)
- $h:ℝ^2\to ℝ \\ (x,y)\mapsto x+y$は全射ではない
- $h:ℝ^2\to ℝ^+ \\ (x,y)\mapsto x+y$は全射
- これはYが何の集合なのかによって変わってくる(Xはどうでもいい)
- 前提として全てのxに対応するyは存在するので、
- xとyが全部紐づいているということになる
- (重複はありえるので、全単射という訳ではない)
- 全射かつ単射
- つまり全部のxに対して対応するyが一つだけ存在する
- 全単射単射
f(x)≦0になるxがないのか
全単射なら逆写像が存在するので、そこからも判断できる
x=0,1でf(x)は0なので単射ではない
- 全単射単射
visualなイメージだと、
- 単射:
- 全射: どの高さ(y)でもグラフの点がある
- $g\circ f(x):=g(f(x))$はまあ関数と同じ
- 大事なこととして、$f: X\to Y, g: Y\to Z$
- 要はf(x)の出力とgの入力の型が合ってないと合成できないよという話
- 今までは基本$ℝ^1$だったので意識してなかったけど、大事
- 静的型付けプログラムじゃん
- 数学=プログラムだから(やや暴論)
- この気づき大事
- 合成写像と同じ様に、型がマッチしている意識は大事そう
- 定義: $g\circ f = id_X$かつ$f\circ g = id_X$なら$f^{-1}:=g$
- なるほど〜
- 片方だけだとダメな例としては、
- これ、全射なら逆写像が存在すると言えない?
- 違うか、not単射の逆写像を考えると、yに対して一つのxが定まらないので東大1S1数理科学基礎:線形代数に違反しているのか
- 全射と単射の対の関係がちょっと見えた気がする
- これ、全射なら逆写像が存在すると言えない?