なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか
http://ymatsuo.com/papers/neru.pdf
修羅場慣れによる怠慢、これだ〜〜と思った
あと、タスクを書き出して漸進的に上に登る作業管理について考える上で集中力を考慮してなかったな
研究者は、やらなくてはと思っているタスクの締め切
りが迫ってきて、あーもう間に合わないかもしれないと
思いながら、頑張ってなんとか間に合うという経験をす
ることも多いだろう。これは、このモデルによれば、時
間がなくなる→集中力を上げる→仕事の効率が意外に上
がるというプロセスによって成り立っているわけである。
そして、それは、研究(執筆やアイディア出し)という
タスクの性質に依存している。もし集中力を上げても仕
事の効率があまり上がらないようなタスクであれば、間
に合わないものはどうあがいても間に合わないわけであ
るから、我々は「計画をたてて余裕をもってやる」とい
うのを学習するしかないはずである。研究者がこれを学
習できないのは、それで何とかなるから学習する必要が
ないのである。
そう考えると、創造的な仕事において、締め切りに間
に合うかどうかの成否を握るのは、W(task)を正しく見積
もれるか、r(t)が上限に達しないゆとりを持って限界追
い込まれ時間に至るかである。この見積もりを正しく行
なうことが、締め切り直前に仕上げられるかの鍵を握る。
現実には、次のような行動もあるかもしれない。
- W(task)を減少させる(質を下げる)もある、僕はこれになってるw
今回はこれについては考えていないが、あまり持続可能
なものであるとは思えない。特に仕事時間を延ばすのは
よく使う手であるが、創造的な仕事にとって、第一義的に
重要なのは集中力であって、これが低い状態で仕事時間
を延ばしてもあまり意味がないことを