Helpfeel
展開ヘルプをプロダクトにしたもの
正規表現質問文の執筆/改善、Notaの人が人力でやる感じなのか
チャットボットとの違い
自然言語で質問に答えてくれる「チャットボット」というものが最近期待されています。チャットボットは高度な自然言語処理技術や機械学習技術を利用しており、技術的には興味深いのですが、ヘルプシステムで使うには難しいところが沢山あります。
① 機械学習させるために大量のデータが必要
すでに質問や回答の実績が沢山存在するシステムでないとうまく学習させることができません。そうでない場合はサンプルデータを大量に生成して用意する必要があるでしょう。
② うまく動かなくても理由がわからない
学習システムや学習結果はユーザから見るとブラックボックスなので、細かいチューニングを行なうことはできません。
③ 自然言語で質問するのに疲れる
正確な文を入力するのは大変です。大阪弁で質問できるでしょうか?
④ 一度にひとつしか答が返らない
候補が複数ある場合でも回答はひとつしか提示されませんが、実は正解は第3候補あたりにあるかもしれません
チャットボットは一見便利で楽しそうな気がしますが、長年にわたって利用できるかは難しそうです。
- なるほど