農耕革命
農業が広まることによって、人類は発展したと思われがち
本当に?
- 実際は人類が農作物の奴隷となっているのでは?という話
実際は、農業に移行するにつれて生活は大変になっていった(QoLはは下がっていた)
なぜかと言うと、人口が増えていったから
- 当時の人の考え「頑張れば生活が楽になるはず」
- 確かに成果物は増えたけど、同時に人口も増えてしまった(定住の影響)
- よって、一人あたりの取り分はむしろ減った
つまり、個々の幸せは減ったけど、種としては個体が増えた=繁栄
当時の人からすればただの詐欺
- 人間の愚かさが強く出ている、自分の決定の結果の全貌が捉えられない
- テクノロジーは人間を賢くする?
テクノロジーは人間を賢くする?
普通に考えると、いろいろサポートするから人間を賢くすると言える ただ、技術に依存してやることが減る = できることが減ってる、とも捉えられる は? #誰のためのデザイン p394 #サピエンス全史 が実際は人々を不幸せにしていた、という話と強く繋がる #知的生産の技術 ・普及以前の知的生産の不便さみたいなのを感じる 本を読んだ限りだと、明らかに人間の知的生産性をテクノロジーは圧倒的に高めてると思える ただな良さみたいなのも感じる #三体 2 「技術の力で人類の脳の進化を加速させようと?」 「わたしたちはずっと脳科学を研究してきた。その研究にもっと注力して、惑星防衛システムにとり組める規模にまで拡張するべきだ。一世紀か二世紀、必死に努力すれば、もしかしたら人類の知性を向上させて、未来の科学が智子の檻を抜け出せるようにできるかもしれない」 「脳科学の分野では、知性という言葉にはいろんな意味があるけど、とくにどの意味で言っているの?」 「いちばん広い意味での知性だ。論理的に考える力という一般的な意味だけでなく、学習力や想像力や発想力も含まれる。生きているあいだ知的活力を保ちながら、常識と経験を蓄積してゆく能力。脳が疲労を感じずに長時間連続して思考しつづけられるように、精神的な耐久力を高める。睡眠を不要にする可能性さえ考慮してもいい。その他いろいろ」 「どう進めるつもり? なにかアイデアはあるの? 大ざっぱなものでも」 「ないよ。いまはまだ。もしかしたら、脳とコンピュータをダイレクトに接続して、コンピュータの演算能力を使って人類の知性を増強できるかもしれない。あるいは人間の脳同士を直接つないでネットワークを構築すれば、多数の人間の思考を並列処理できるかもしれない。あるいは、他人の記憶の移植とか。しかし、知性を向上させるために最終的にどの道を選ぶにしろ、まずやるべきは、脳のメカニズムを根本的に理解することだ」 「それはまさしく、わたしたちの研究分野ね」 (分野の文脈で)テクノロジーがサポートしすぎてもよくない 人とテクノロジーの間でもみたいなことが考えられる、とp128 ...
他にもある農業の問題:
- 定住ってリスクが高い(サラリーマン的なリスクと同じ)
- 一つに依存しているから、その穀物が育たなくなると死ぬ #サピエンス全史