情報科学の達人 ワークショップ発表原稿
メンターは荒瀬先生です
一言でいうと、
現在行っている授業ようソフト絵話の開発を継続し、擬似同期的なコミュニケーションについて研究したいと考えています。
また、情報科学の達人で学んだ内容としては、離散アルゴリズムの手法を活用したいと考えています。
まず少し情報科学っぽくない話になってしまうのですが、開発している物について説明し、その後に情報科学の達人で学んだ内容との繋がりを説明します。
同期的授業
- 対面授業やZoomなど
- メリットには、教師や他の生徒とのインタラクションが可能であるというメリットがありますが、
- ここにあるようなデメリットもあります。
それに対して、非同期型授業のメリットは、
- 授業の進みを各個人がコントロールできるという点にあります。
- ただ、同期的授業ではできた、こういったコミュニケーションなどが出来なくなります
こういったトレードオフが存在しています
同期的授業で発生する二つの対話として、
- 教師生徒間
- 生徒生徒間
がありますが、この二つの同期性を見直してより学習に繋がる環境を作るというのを目指しています。
教師 ⇄ 生徒
- これはシンプルな話
- Youtube Liveなどを見ている時のように再生停止10秒戻しなどの操作
- そうすると、先ほどの非同期的授業のメリットである、授業の進みのコントロールが出来る様になる
- 授業を教師から情報を受け取る作業と単純に解釈すると、受け取る速度と理解する速度を一致させることができます
生徒 ⇄ 生徒
生徒間の同期は無い
ただそれだけだと、ただのYoutube講義動画を見るのと同じになってしまう
生徒間のコミュニケーションがあってこそ
- 生徒間の対話は擬似同期的に行います
- 時間軸上で先を行く生徒のメッセージを、後の生徒が見るということになります
- 同じ授業映像を追体験しているので、擬似同期的であると言える
- 例えばこの図で言うと、ここだとBのメッセージがAとCに、AはCに繋がる
- 生徒間の対話は擬似同期的に行います
なので、まとめると教師生徒間は一部非同期的、生徒生徒間は擬似同期的に対話をおこなう環境を作りたいと思っています。
次は繋がりの部分を説明します この部分に、情報科学の達人のオンライン講習で学んだ内容を応用したいと考えています。具体的には、授業映像から意味のある情報を抽出する点に画像(映像)処理、そうして得た情報や、生徒間の時間のずれの情報を元に生徒同士の最適な繋ぎ方を選択するのに離散アルゴリズムの手法を用いたいと考えています。
離散アルゴリズムの部分、詳しく勉強したい
最初に述べた「擬似同期的なコミュニケーション」を研究したいという点については、